おやすみ、
おじいちゃん
あるお爺さんは、可愛い奥さんと子供、
孫娘の雪と幸せな人生を送っていた。
最近は、大好きな雪と過ごす事が多かった。
特に、雪が寝る前のお話の時間が楽しみであった。
ある日の夜、お爺さんが、
「いいこと思いついた。今日は、
おじちゃん少し疲れたから、雪ちゃんのお話が聞きたいな」と言った。
雪は、「最近の一番楽しかった話をおじいちゃんに聞かせてあげる」と言って、気持ち良さそうに寝転がってるお爺さんの隣で話し始めた。
雪が話し始めてすぐに、
お爺さんはうとうとし始めた。
雪は、お爺さんに布団をかけて、「おやすみ、だいすきなおじいちゃん」とそっと言い、
電気を消した。
その夜、お爺さんは、微笑みながら、
深い眠りについた。